妊娠中の貧血
こんにちは〜🌟
今日は妊娠中の貧血についてお話したいと思います!
妊娠期、初期、中期、後期と少なくとも3回は血液検査があります。
この検査でいろんな数値を見てるのですが
その中でも重要視されるのが
ヘモグロビン〔Hb〕値😳😳
11未満になると貧血と診断されます。
『あらー貧血ですね😅鉄剤処方するねー』
このドクターの言葉、
働いてる時からよく聞いてました(°▽°)
妊娠中、ベビちゃんに酸素と栄養を与えるために
血液の量が増えます。
それによって血中成分の濃度が薄くなるので
結果ヘモグロビンの値が低くなるのです。
要は
カルピスの原液がお水の量が増えることによって薄まって味が薄くなる
そんな状態になってます
ヘモグロビンの材料は鉄なので
鉄剤を飲むことで、血中の鉄を増やしてヘモグロビン値が上がるので
見かけ上貧血が治ります。
しかし
ヘモグロビンの材料は
鉄+タンパク質です
なぜタンパク質は処方されないのでしょう??
その理由の一つには
タンパク質が再利用されることにあります😳
タンパク質が足りない場合、元々あるタンパク質がリサイクルされるんです。
そして新しい鉄と結びついてヘモグロビンを作ってくれるってわけです
ん?
リサイクルされるってことは使いまわされる分タンパク質ぼろぼろにならない?
なんて個人的には思ったりします。
以前の記事にも書いたのですが
人間の身体は
水60%
脂質20%
タンパク質16%
のこりビタミン、ミネラル
で出来てます😊
それは
もちろんお母さんもだけど
ベビちゃんも一緒です!
心臓の60%
筋肉の80%
脳の45%
皮膚の60%
骨の30%
はタンパク質でできてます。
タンパク質は身体を作る材料なのです。
なのに使い回しのタンパク質で本当に大丈夫なのでしょうか!?
今問題になってるのはベビちゃんの貧血です。
妊娠中の貧血は見かけ上治ってたとしても、実際に治ってるわけではないので、
産まれてきたベビちゃんの臓器が丈夫に作られてない場合が多いのです。
その結果、
アトピー性皮膚炎やアレルギーを持ってる子が多かったり、
便秘や下痢など消化器症状を持ってたり、
発達障害が増えてることに繋がってます。
また貧血はもちろん赤ちゃんでも情緒不安定になります。
その結果癇癪もちのようなギャーギャー泣く子にもなりやすいのです。😂
そして本当に貧血が治らずに妊娠中過ごしてると流産や早産リスクももちろん高くなるし、産後回復が遅れたり、産後うつになるリスクも高くなることが分かってます。海外では貧血と診断を受けると
プロテインが処方されます。なぜなら食事でとるよりプロテインを補うほうが効率よくタンパク質を摂れるから。
もちろん、食事で摂れるならそれが一番いいに決まってます。
ですが、妊娠する前の女性でも1日に必要なタンパク質量は
体重g〔50キロの体重で50g〕必要なので、
これ、食事でとるなら
納豆なら7パック
卵なら6〜7個ほど必要になります。
バランスよくタンパク質50gとるなら
卵1〜2個に6Pチーズ1〜2個、納豆1パック、豆腐半丁に
赤みのお肉100g、魚100g、牛乳200cc
毎日食べるなら最低限OKなのです。
妊娠中はこれ以上に食べる必要があります。なんせベビちやの分まで必要なのですから。
貧血には鉄も大切です。
だけど鉄を新調するのなら
鉄と結びつくタンパク質も新調しませんか!?😳そしてタンパク質の取り方は過去の記事『我が家のタンパク質のとり方』もご参考にどぞー😊プロテインにもいろいろありますから、補うなら安全な物で😊